日本では9月1日から外国人の入国制限がより緩和されていますが、PCR検査結果が不合格であるために、日本に到着した後で入国を拒否されたという事例も最近発生しています。日本にスムーズに入国するためには、どのような準備が必要となるのでしょうか。
1.再入国関連書類提出確認書
・パスポート(有効な再入国許可が貼付されたもの)
・在留カード
・再入国関連書類提出確認書の交付申請書
(在中日本大使館ウェブサイトより書式のダウンロード可能)
※公式指定代理機関より日本公館に申請するものとなり、個人による直接申請は受け付けられていません。審査には最短でも7業務日かかりますが、地域差があるため、事前に代理機関にお問い合わせください。
2.入国72時間前PCR検査の陰性結果
① 原則として指定書式を用い、認可された医療機関により事実通りに記入する。
(在中日本大使館ウェブサイトより書式のダウンロード可能)
② その他の書式を使用する場合は以下の内容を含めるものとし、全て英文で記載のこと。
・検査を受けた者の氏名、生年月日、性別、国籍、パスポート番号
・検査手法、検査結果、検体採取日時、検査結果決定年月日、検査証明交付年月日
・検査医療機関の名称、住所、医師氏名、医療機関印(医師の署名もあることが望ましい)
※PCR検査は「唾液検査」及び「鼻腔検査」の両方を受けなければならず、現在英文で証明書を発行できる医療機関は少数ですが、現地の大使館・領事館又は代理機関にお問い合わせください。
③検査証明は日本到着前 72時間以内に検査を受け取得したものでなければならず、フライトスケジュールに合わせて検査日時を設定する必要がある。
3.その他の注意事項
・日本に入国後、再度PCR検査を受けることになります。状況により、唾液検査もしくは鼻腔検査が採用され、結果が出るまでに唾液検査では約1時間、鼻腔検査の場合は4-5時間かかります。
・検査結果が陰性である場合、入国後指定場所(自宅を含む)で14日間の自主隔離を行うこととなります。
・入国後は公共交通機関(タクシーを含む)を利用することはできず、フライト出発の3-5日前に日本側に連絡し、出迎えサービスを依頼することができます。