フジテレビプライムオンライン(FNN)の報道によると、日本政府は中国からの乗客を対象とした新型コロナ検疫を緩和する方針で、早ければ4月上旬より中国から日本に入国する際の72時間以内のPCR陰性証明書提示を要求しないことになるようです。
これまでは、中国から日本に入国する乗客は72時間以内のPCR陰性証明書を提示登録して初めて日本への入国ができるという状態でした。今後新型コロナの水際対策が緩和された後は、有効な新型コロナワクチンを3回以上接種していれば、中国からの入国者もPCR陰性証明なしで日本に入国することができるようになります。
ただし、最高2割の入国者に絞って空港で実施しているPCR検査などのサンプル調査は継続されます。
また、全日空が4月1日から東京・羽田空港から北京(4月10日から毎日の便)、上海(4月1日から毎日の便)へのフライト路線便の運航を再開することにより、日中の往来がより便利になります。日本・中国間双方の入国検疫手続きの軽減や、フライト便数の増加に伴い、これまで高額となっていたフライトチケット代も徐々に落ち着くことが期待できるでしょう。
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