12月13日15時の時点で、中国には高リスク地域は0ですが、中リスク地域が13箇所あり、それらは内モンゴル自治区ホロンバイル市5箇所、黒竜江省牡丹江市2箇所、四川省成都市成華区1箇所、郫都区4箇所、新疆ウイグル自治区トルファン市1箇所となっています。各中リスク地域では相応の防疫措置が講じられ、郫都区では13日に全住民についてPCR検査が行われ、牡丹江市では交通規制を継続し、不要不急の市外への移動が制限されています。
   また最近、各地で一部の輸入コールドチェーン食品に対するPCR検査が行われ陽性の結果が出ています。新型コロナウイルス感染の持続性と複雑性に鑑み、輸入コールドチェーン食品を取り扱う日系企業や従業員には防疫の意識を高め、防疫措置を強化し、感染を防止するようお勧めします。また、各地により異なる感染対策の政策が実行されていることにより、日系企業では中リスク以上の地域への出張を控えられたほうがよいでしょう。出張が必要となる可能性のある従業員にはPCR検査や医学隔離観察が求められる可能性があります。
   ミニプログラム(国務院の感染リスクレベル照会ポータル)のQRコードをスキャンすることで、どの地域が感染の中・高リスク地域とされているか調べることができますので、各日系企業やその従業員にご活用いただければと思います。